「あの生き物はなんだろう?」
「ハチドリのように飛んでいるけれど、虫なのかな?」
子どもとお散歩をしていて、公園や植え込みで見かける生き物。
もしかしたらこの記事で紹介する生き物かもしれません。
本記事では虫がそこまで得意ではない主婦が近所で見かけた生き物について調査した結果を紹介していきます。
そのため、できるだけ虫が苦手な方でもご覧になれる画像を掲載しています。
苦手な方もチラッと見てみてください。
この記事を読むと、ホバリングしている虫の正体と似ている生き物を知ることができます。
ホバリングしている虫の正体
虫の名前は「オオスカシバ」といいます。
ホバリングして飛ぶ姿がとても可愛く、花のミツを吸うそうです。
写真は、私の相棒iPhoneSEでは撮影が難しかったので、お借りしてきました。

こんな感じで飛びながら花の傍を飛んでいます。
大きさは3cmくらいで、昼行性なのでお散歩のときに見ることができます。
分布
引用元:ZUKAN「オオスカシバ」
奄美大島、沖縄島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島、関東地方北部が土着の限界と推定される;朝鮮半島、中国、インド南西部、ネパール~インドシナ半島、フィリピン、スマトラ島、ボルネオ島、スラウェシ島、小スンダ列島、オーストラリア北部、アフリカ大陸中~南部、マダガスカル島およびその周辺の島
最近温かいので、北上しているのでしょうか?
私が住む宮城県は東北南部です。
もしかしたら仲間の別の虫の可能性は否めません。
昆虫初心者なので、細部まで観察はできていません。
初めて見たとき、胴体が太く立派で、羽もホバリングで見えなかったので、小さな鳥なのかと本気で思っていました。
オオスカシバは蛾の仲間です。
蛾というと鱗粉に覆われた羽をイメージしますが、オオスカシバの羽は透明です。
サナギから出た直後は鱗粉がついていて、羽ばたくうちになくなるそうです。
大きな画像でも平気!って方はこちらのページが詳しかったです。
似ている生き物
「オオスカシバ」には似た仲間がいくつかいるようです。
画像のような黒っぽい色の仲間、「ホウジャク」といいます。

調べたところ2種類いました。
- ホシホウジャク ・・・背中に星のようにラインがある
- ヒメクロホウジャク・・・ラインがない
ということで、画像はホシホウジャクです。
見分け方がわかると当てたくなりますね。
まとめ
オオスカシバとホウジャクについて紹介しました。
飛ぶエビフライと呼ぶ人もいるようで、なかなか調べ甲斐がある虫さんでした。
日常の中で今まで気づかなかった発見があると楽しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント